HOMESICK(ホームシック) "EXPEDITION SHORTS"

 今季夏用のショーツとして購入したホームシックのEXPEDITION SHORTSの感想を書きます。

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Homesickというブランドはたぶんあまり知られていないと思います。私は安城ミラーボールで初めて存在を知りました。このブランドはホームページを出してないらしく、またカタログも無いようなので、取扱店で現物を確認するしかないようです。Tシャツ、ネルシャツ、ジーンズなどを細々とリリースしているようですが、どれもなかなか品質が高く侮れないと思います。値段も安くはない。私はショーツをあまり持っていないので試しに買ってみました。

 生地は結構しっかりしています。あまりにも厚手だと暑苦しいし、薄手すぎると汗と擦れによってすぐに劣化しそうですが、丈夫でありながら決して厚手過ぎず快適に穿き込めるのではないかと思います。ただ、ベルトループが細いのでこれに合う細目のベルトが無い方は注意が必要です。私は幸いVintageworksのベルトがあったのでそれを使用しています(上の画像)。

 このパンツの特徴はバックポケットの形状です。↓

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ケツ全体を覆うように一枚布が当てられリベットボタンで留める独特な形状をしています。これにより汗と摩擦により傷みやすいケツ周りを補強する意味もあるのかと思われます。カラーはグリーン、ブラウン、ブルーの3色ありましたがグリーンを選択しました。カジュアル感とミリタリーな雰囲気を両方楽しめるかなと思ったので。実際色々と合わせやすいカラーでした。サイズは32です。

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シンゴジラ

 シンゴジラがヒットしているらしい。以前から気になっていたんだけれどなかなか観に行く時間が作れない。エヴァンゲリオンで知られる庵野秀明が監督脚本を務めており、往年のエヴァファンだった友人も観に行って高い評価を与えている。映画館の予告編やネットの予告動画をちらっと見たけど、今回のゴジラはかつての昭和のゴジラファンから見てどう映ったんだろう?私は昭和のゴジラをリアルタイムで観た世代ではありませんが、小学生の頃レンタルビデオでよく昔のゴジラ映画を観て慣れ親しんでいたので今度のボディーから赤い光を発する新しいゴジラの容姿にはちょっと違和感を感じてしまう。もちろん、作り手からしてみれば単なる昔の焼き直しではつまらないだろうし新しいゴジラ映画の構築に挑戦した結果なのだろうから、是非とも映画館で見届けたい。

 

 

Colimbo hunting goods 2016 秋冬

 昨日、名古屋栄のTravisという店にコリンボ秋冬新作の資料を見に行ってきました。

 コリンボは私の好きなブランドではあるのですが、こだわりが強すぎたり、あと一歩デザインがツボにはまらなかったりでほとんど買う機会がないブランドでもあります。HUNTING GOODSという名が示す通り、鞄やベルト、ウォレット等、アクセサリーや小物に見るべきものが多いと個人的に思います。

 が、今年はひょっとしたら欲しくなりそうなジャケットがあったのでちょっと買おうかどうか考えています。あと、ここのストックマンコートというレザージャケットは何年も前から欲しいなーと思っていたんですが、革の色が気に入らなかったりして購入を控えてました。同じ形のコートをフリホでも出していますが、ライニングがかなり分厚くて暑苦しそうなのと、価格がめちゃくちゃ高い(確か24万ぐらいする)ので諦めていました。今年はどうかなーと見ていたら今回はディアスキンでリリースするらしいです。今年も見送りかな~

freewheelers 2016 秋冬

 先日、安城市ミラーボールに2016秋冬新作の資料画像を見に行ってきました。ここ数年フリーホイーラーズの新作には失望しっぱなしでしたが、今期は少し原点回帰したような気がします。昨年まで続いたオイルドクロスのジャケットのリリースがようやく終了したようで少し安心しました。オイルドクロスはクローゼットでの保管に困ることから(色移りが心配なため)デザインは好きでも買う気が起らなかったです。また裏地がシンサレートだった点も減点でしたね。アメカジファンとしてはやはり100%天然素材で勝負してほしい。人工素材で許せるのはフライトジャケットのナイロンぐらいですよ。

 画像は出せませんが、今期の新作FIELD MASTERはかなり良かったです。ウール100%のヘビーなアウターというところが好感が持てます。かつてのサスクアッチ、スティグリッツ、アダムス、アイゼンスタッド等、フリーホイーラーズの絶頂期を思い出す。この生地、カラーはフリホ初年度にリリースされたハンプトンコートと同じ素材のようです。私はハンプトンコートを買いそびれたので今回はぜひ手に入れたいですね。お値段¥156600(税込)!!高いですが何とか頑張りたいですね。

フリーホイーラーズ デリクマンオーバーオールズ INDIGO WABASH STRIPE

 フリーホイーラーズ・デリクマンオーバーオールズ(ウォバッシュ柄)のレビューを語ります。

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 昨年デリクマンシリーズで初めてウォバッシュ柄がリリースされたのですが、その時は予算の関係もあり見送りました。また、ウォバッシュ地でダブルニーのワークパンツはちょっとないんじゃないか?と懐疑的に見ていました。しかし、他人が穿いているのをショップで目撃してそのカッコよさに衝撃を受け、”これは買っておくべきだった!”とひどく後悔したものです。そして今年、またリリースされると知り安城市ミラーボールですぐに予約して購入に至ったわけです(今はもう売り切れたみたい)。

 入手してみてパッと見たところ、まずインディゴブルーが以前買ったトラックワーカーと比べてやや明るいです。↓(左トラックワーカー、右デリクマン)

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かんぬきが赤いステッチで、それ以外のステッチは黄色で縫われています。このステッチのカラーがデザイン上のアクセントになっていてパンツ全体の魅力を引き立てています。生地自体も程よく厚みがあり通年で使用できる作りになっています。

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着用してみました(靴はローリングダブトリオ、ベルトはヴィンテージワークス)。気のせいかもしれませんが、いつものデリクマンに比べて少しシルエットが細い気がします。私はジーンズもワークパンツもロールアップして穿くのが好きではないため丁度の長さで裾を調整します。

 これから本格的な夏になるので本格的に穿き込むのは少し先かもしれません。

インディペンデンスデイ リサージェンス

 先日、映画インディペンデンスデイ:リサージェンスを観てきました。

 1996年の映画インディペンデンスデイの続編になります。この前作は映画館では見逃してレンタルビデオ(当時はVHS)で観ました。ストーリーも割と単純明快なアメリカのヒーローがエイリアンの侵略から地球を救うB級な内容でワクワクしながら見入っていたのを憶えています。ウィル・スミスの出世作でもあります。今回続編が公開されると聞き懐かしくなって観に行きました。

 観終った感想は、”映像は凄い!”⋯⋯です。前作から20年経過していることもありCGや映像技術の進歩が半端ないとは思いました。(前作では一部のシーンにミニチュアが使用されていたらしいね)が、そこで終わってしまったという感じがします。ストーリーや世界観の作り込みがやや杜撰というか手抜き感が感じられました。

 まず、映画の世界ですが、人類は20年前に来襲したエイリアンの技術を活用し大幅な科学文明の進歩を遂げたことになっています。重力制御の航空機や太陽系の惑星に基地を設置したりSFチックな世界ですが、一方で現行のランクルがアフリカで普通に走っていたりしています。また今回来襲したエイリアンの船はの大きさはどう見ても地球の表面の10分の1ぐらい覆っているんじゃないかというレベルでこんなんが地球に接触した時点で津波地震と衝撃波で人類全滅なんじゃないの?と思います。

 ストーリーについてはなんだか前作の単なる焼き直しという印象を受けます。1人の勇敢なパイロットが特攻したり敵艦に侵入して戦ったり世界中の軍人や学者などが協力し合ったりとか⋯。砂漠をトレーラーやトラックで避難するシーンもデジャビュを感じる。前作で登場したビル・プルマンジェフ・ゴールドブラム、ジャド・ハーシュらも出演していたけどイマイチ存在意義がわからなかった。監督は彼らを使って何がしたかったんだろう?ウィル・スミスはギャラが高すぎて出演しなかったけど出なくてよかったんじゃないかな。若い俳優陣も新しい世代のヒーローとしての存在感もイマイチ演出しきれておらず何だか中途半端な活躍ぶりでした。エイリアンについてはラスボスの女王があれだけの規模の先進のテクノロジーを誇る侵略軍のボスでありながら全く知性を感じさせない獣だったのにはがっかりでした。後、中国市場を意識してか、中国人の役者さんがところどころ出ていましたがハリウッド映画に中国資本がずいぶん食い込んでいるのかなと想像します。『オデッセイ』を観た時も思いましたが、無理やり中国を絡ませようという意図が透けて見えてちょっと引きますね。ちなみに1996年の前作では日本の航空自衛隊がエイリアンへの一斉攻撃開始のシーンでちょい役で出ていました。あれから20年経ち現実の世界における日中の存在感が逆転してしまったと痛感します。

 本作は迫力のある映像を楽しみたいという人には楽しめるかもしれませんがそれ以上のものではないと思います。したがって観るなら映画館がおすすめです。

ホワイツ ファルスタン

 スモークジャンパーのベロが傷んできました。

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ホワイツのブーツにはファルスタンという泥除けがついているのですが、穿くときにちょっと邪魔になると思いずっと取り外していました。最近2ちゃんねるで知ったのですが、ファルスタンは泥除けだけでなく革紐を締めあげた状態のときにベロを保護する目的があるらしいのです。そのことを知り早速ファルスタンを取り付けてみました。↓

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今までファルスタンはあまり好きじゃなかったのですが、つけてみるとなかなかいいじゃんと思っています。

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穿きこんだ上にブーツ本体に何度かオイルを入れているので色が変わっています。

 私がホワイツのブーツに魅せられたのは20代後半でしたが1足10万以上の高価なブーツなのでなかなか手が出ませんでしたが、このレッドドッグのスモークジャンパーは私が初めて買ったホワイツです。仕様はハイト8インチ、レーストゥトゥ、#700ダブルミッドソール、レザーライニングと、まぁありったけのオプションをぶち込んだブーツになっています。年中履いているわけではありませんが、もう7~8年穿いているのにまだまだカチカチです。ソールが全然減らずびくともしません。↓さすがmade in USA

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 ホワイツは現在3足所有していますがごつい、頑丈、大味というブーツ本来の魅力をいかんなく発揮してくれています。国産の方が作りが丁寧で仕上がりも美しいのですが、ブーツ本来の存在感、風格、重厚感はやはりアメリカ製には及ばないな~と感じます。結局、アメリカのブーツはアメリカ人にしか作れないということでしょうか。難しいですね。